原価5000円のタピオカに学ぶ「映えビジネス vs 地味ビジネス」の話。地味ビジネス最強説

こんにちは、ゆいです。

今回は「映えるビジネス vs 地味ビジネス」というテーマで書いていきます。

 

超大事なので最初に言いますが

映えようとするとビジネスは詰むよ

という話。

 

ビジネスってね、シンプルなことで十分稼げるんです。

自宅でコソコソパソコンを叩いていれば
こっそり月収100万、200万の収入が増える。

誰にも気付かれず、
個人がしれっと億単位の資産を構築できる。

お金を稼ぐのに難しいことは一切必要ないです。

にも関わらず、

そこそこ稼げるようになった人の多くが
なぜ途中で失速するかというと

「映えビジネス」の落とし穴にはまるからです

 

原価5000円のタピオカを例に解説していきます。

 

目次

人に「かっこいいね!」と称賛されるビジネスは黄色信号

 

そこそこ成功した人が
映えビジネスで失敗する根本的な理由。

それは、

「かっこいいビジネスをやって、かっこいい人だと思われたい!」

「革新的なものを作って、革新的な人間だと評価されたい!」

という、「承認欲求」に引っ張られるから。

 

私自身も経験ありますが、

地味〜なビジネスでそれなりに稼げている
お金も時間もフリーダムな経営者って

人に説明できるわかりやすいビジネスが欲しくなります。

 

「映えビジネス」は一見、とても華やかです。

オシャレなレストランやバー、ホテル、クリニック、企業向けの営業ツールや人事管理システムを開発して、プレスリリースを出したり。

今話題のAIやNFTの事業を立ち上げて、「日本は規制が厳しいから」って、海外に拠点立ち上げたり。

数十億円の資金調達して、テレビや雑誌などのメディアに出まくり、フォーブスの『影響力のあるU30経営者』なんかに選出されたり。

人に会えば「すごいですね〜!!」「面白い事業をされてますね!!」と称賛される。

 

誰が見てもわかりやすい。

華やかでかっこいい。

「怪しい」って思われることもないし、いろんな人に興味を持ってもらえる。

私も一時期は「いいなあ〜」と憧れてました。

 

だから、ちょっと稼げるようになった人は

「自分も実店舗ビジネスをやってみよう!バーを出してみよう!」

と、どんどん「映えビジネス」に参入していく。

 

ただ、映えビジネスは難易度が鬼高いです。

 

話を聞けば聞くほど、マジで大変。

やりたい人が多いので優秀なライバルが多い。
血で血を洗う超レッドオーシャン。

さらに映えるためのコストもかさむ。

・一等地のオシャレな店舗にオフィス
・有名デザイナーが作ったウェブサイト
・家賃に人件費に広告費

毎月の経費がエグいです。

けど大変な割に、利益率が低くてあまり儲からない。

 

華やかなビジネスでチヤホヤされている経営者でも、よくよく話を聞いてみると…

・ドヤ顔でメディアに出て、ろくろ回しポーズで経営理念語ってるけど、本人の会社の経営回ってない。

・タクシー広告バンバン流れてるから「順調なのかな」と思いきや、「構造的な赤字で経営ヤバいけど、株主の手前引っ込みがつかず広告打ち続けてます…」と超悩んでいる。

・有名企業と提携してテレビの取材受けてたけど、コロナの煽りで社員の9割解雇。

・プライベートのSNSの投稿は、「株主の目があるから…」と超気を遣う。

ブラック企業も真っ青な超激務労働を、恒常的にこなしている。

 

マジで戦場です。リアルサバイバル。

 

それに比べると

コンテンツビジネスはこの世の楽園です。

月1万円程度の経費で(サーバー代やメルマガスタンド代)
毎月安定して200万、300万、それ以上の収益を生み続けてくれる。

一度作れば放置でお金が増え続けて
職場の人間関係に悩まされることもない。

1週間引きこもって漫画を読んでても
平日からゴルフと温泉三昧してても

携帯には決済通知が届いて口座残高が増えている。

値段を気にせず、洋服でも旅行でも欲しいものは即決。

空いた時間でさらに知識を勉強して、さらに「資産」が増える。

お金にも時間にも制限されず、ストレスフリーにやりたいことを楽しめる。

控えめに言って最高です。

 

働かずに数千万〜数億の収益を稼ぎながら
世界中を旅して人生謳歌している地味経営者と

1日15〜20件の打合せや会食をこなし
プライベート返上で働きまくる映え経営者。
(しかも収入地味経営者の1/10以下とか普通)

同じ東京の同じエリアに生息してますが
エグい格差があります。。

映えビジネスは一見華やかだけど、超絶大変です

 

よほど覚悟を決めてやるか、地味ビジネスで左うちわになってから趣味(もしくはブランディング目的)の一環でやるべき事業です。


中途半端にやると詰みます。

 

たとえば、知り合いでもタピオカ屋やってる経営者結構多いですが

実店舗やりたくてタピオカ屋始めたけど、バイトの子が飛んじゃって、急遽俺(経営者)が店まですっ飛んでって、一日中タピオカ作ってた

という”タピオカ屋あるある”、もう何人から同じ話を聞いたかわかりません。苦笑

 

時給10万円の経営者が、 時給900円のバイトでもできる仕事をするのは、どう考えても才能と経営資源の無駄遣いですよね。

その600円のタピオカ、原価いくらやねん、っていう。

(時給10万円の経営者が3分に1個ペースでタピオカ提供したとして、1個当たり人件費だけで5000円。大赤字w)

 

逆に、地味ビジネスの経営者ほどチート的に人生楽しんでます。


平日からゴルフしたり温泉行ったり
毎月1〜2回ペースで海外旅行したり

しかも時間の余裕があるので、気づくと新しいビジネス作ってたりする。

(新商品の輸入販売事業も始めたわ〜とか
 暇つぶしに入った株式投資のオプチャで
 300万円収益儲かったとか、
 金の投資で資産増えてていい感じとか。
 
 暇な金持ちほど益々金持ちになるサイクル)

 

彼らの共通点は、「地味だけど確実にニーズのある手堅いビジネスで、しっかり仕組みを構築していること」

 

・「仕組み」を作って毎日自動販売機から入金があるコンテンツビジネス系の経営者

・輸入販売を「仕組み化」して放置で億稼ぐ商社経営者

・某業界の人材派遣を「仕組み化」して、外注10人雇って放置で安定収益5000万の経営者

・コーチングと趣味の占星術を活かして月商400万円の元スーパーのレジ打ち主婦

 

あとは、古物買取とか、ビルや宿泊施設の清掃とか、やりたがる人少ないけどニーズがあるビジネス、情報の非対称性が大きいビジネスも儲かりますね。

 

強いライバルが積極的に参入してこないので楽だし、構造的に儲かりやすい。

自動化できるので1秒も働かなくても毎月数百万〜数千万の利益が入る。

さらに、世の中に求められるスキルが身について、自分の市場価値も上がる。

 

強いライバルは勝手に「映えビジネス」のレッドオーシャンで苦戦しているので、

我々「地味ビジネス」組は稼ぎやすい市場でヌルゲーで無双できる

 

無駄なプライドや承認欲求を捨てるほど、ビジネスの成功確率は上がります。

 

「時間もお金も自由になる」ことが目的なら、変にかっこつけて難易度の高い市場にいく必要はない。

 

彼氏・彼女が欲しいなら、「女子校の男性教員」とか「オタサーの姫」ポジションを狙えばいい。(わざわざイケメン&美女しかいない合コンに行って、成功確率の低い市場で戦う必要はない)

 

だって「かっこいいビジネスがやりたい」って、別にお客様のためでもなんでもなく、単に自分のプライドというか承認欲求じゃないですか。

 

人の承認欲求を満たすビジネスは儲かるけど、自分がビジネスで承認欲求を満たそうとすると、普通にミイラ取りがミイラになるので要注意です。

 

私たちは、自分がビジネスで承認欲求満たすんじゃなくて、人の承認欲求を満たすビジネスを作る側になるべき。

 

なので、今回の大事なポイントとしては、

 

見栄とかいらんプライドは捨てて、儲かることに集中すべし。

特に初心者は、難易度の低い簡単なことで、まずは資産を作るべし。

です。無駄なプライドや承認欲求捨てるとビジネスは超伸びます。

 

野球初心者が、「甲子園以外は野球じゃねえ!!甲子園一択だ!!」と息巻いてても、「まずは地方予選勝てるようになってから言えば?」としか思わないじゃないですか。

難易度の高い「映えビジネス」は、一生分稼いでからやればいいです。

 

あと、「映えてるもの」=「本質的に良いもの」とは限らない。

大手企業がやってるとか、本を出版してる有名な経営者がやってるとか、「権威性」があるものは一見「良いもの」に見えます。

でも私は、「かっこいいビジネスがやりたい!」と思って、実際にいろんなマーケティングスクールやビジネスコミュニティに行ってみた結果、


大手企業がやってるマーケティングスクールより、
ベストセラー作家がやってるビジネスコミュニティより、大手広告代理店出身のマーケターの知識より、

私が師匠から学んだコンテンツビジネスのマーケティング知識の方が、圧倒的に本質的でした

 

ちょっと説明が難しいですが、

例えば、ホテルとか不動産系の経営者と話していると、彼らはすぐ、「イタリアのデザイナー入れて、数百万とかかけて内装やろう!」という思考回路になる人が多いです。


でも、「高額な内装」は、お客様を感動させるために必須ではない。それが「センターピン」では決してない。

むしろ、ドンキとかニトリで買えるものを使って、「いかにコストをかけずにお客様の満足度と収益を伸ばすか?」が、マーケターの腕の見せ所であり、存在価値だと思っています。

 

無限に資金使えるなら出来ることは色々あるけど、実際世の中の多くの企業はそういうお財布事情じゃないし、

「高価な内装」は、お客様を感動させるための「センターピン」でもないよね。と。

 

たとえばUSJは、たった1本のCMを使って、倒産寸前の危機的状態から、お客様が溢れかえる人気のテーマパークに生まれ変わらせたり、ハロウィーンナイトなどお金をかけずにお客様を超楽しませる企画をやっています。

私は、こういう『再現可能なシンプルな施策で、お客様を超感動させて収益を大きく伸ばす』マーケティングの方が好きだし、多額の経費を使ったりデータ分析をするより、はるかに本質的だと思っています。

 

いかにコストかけずにお客様の満足度と収益を伸ばすか?

と同じで、

「お金も時間も自由になる」ことがビジネスの一番の目的なら、難易度の低い市場でシンプルなビジネスで稼ぐのが、もっとも確実で効率的です。

 

北海道に行く飛行機があるなら、わざわざ徒歩で行く必要ないのと同じ。

「自分はかっこいいことがしたいから、徒歩で北海道まで行くんだ!」と、膨大な時間をかけて、試行錯誤しながら北海道にたどりついたとしても、それってお客様には関係ないし、ただの自己満足じゃないですか。

(「俺は理念のために事業をやってるのであって、お金のためにやってるわけじゃないんだ!」というベンチャー経営者時々いますが、「本当に理念が大事なら、ちゃんとお客様に継続して届けられるように収益あげようよ」って思います。

経営者のプライドのために収益性犠牲にするなんて、プロのやることじゃない。)

 

ちょっと話が逸れましたが、無駄なプライドを捨てるとビジネスは超伸びます。

 

これは、ビジネスの取り組み方についても言えることで

・失敗が怖くて挑戦できない

・思い通りにできなくて凹んでしまう

・つい自己流を挟んでしまう(指示通り素直にできない)

・つい言い訳したり、他人や環境のせいにしてしまう

こういう問題は全部、自分のプライドを守ろうとしてることが根本的な原因です。

 

自分の可能性を潰したり、成功を妨げるのは、いつも自分の無駄なプライドです。

私は、自分のちっぽけなプライドを守り抜いて、5年後も10年後も進化していない自分で居続けるより、失敗したりボコボコにされてもいいから、5年後10年後には超進化した自分でいたいです。

だって、その方が楽しいしワクワクするから。

自分が成長していれば、お金は勝手についてきます。

 

それに、「自分の出来なさに絶望する」って悪いことでは全くない。

むしろ、中途半端じゃなく一度ちゃんと絶望した方がいい。私はそれを経験したことで、無駄なプライドを守る必要がなくなって、楽に身軽に行動できるようになりました。

絶望は使い方次第で、超強力なブースターになる。

だから安心して挑戦したらいいと思います。

 

・ビジネスで承認欲求を満たそうとしない。

・無駄なプライドを捨てる。

・一生分稼ぎ切るまでは、難易度の低いシンプルなビジネスに集中する。

 

こんなところですね。

ということで、今回は「映えビジネス vs 地味ビジネス」についてのお話でした。

まずは難易度の低いシンプルなビジネスで、資産を作っていきましょう。

 

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