頑張っている人に伝えたいこと。報われる努力をしよう。

こんにちは、ゆいです。

商社に勤めていたというと、
決まって言われる言葉がある。

それは、
「ゆいさんは優秀だったんですね」
という言葉。

 

肩書きと経歴だけ見ると、
確かにそう見えるのかもしれないが、
私自身、自分が優秀だと思ったことは一度もない。

 

どちらかというと、
子供の時からこれといった取り柄もなく、
勉強も運動も得意ではなかったし、

人見知りで、人前で話すのも、
プレゼンも大の苦手だった。

他の人が当たり前に出来ることが、
 どうして自分はできないんだろう?

と強いコンプレックスを抱えて生きてきた。

結果が出せたこともあれば、
努力しても結果が出ないこともたくさんあった。

 

今、振り返ってみると、
結果が出る場合と出ない場合の違いが明確に分かる。

それは、

何をすれば結果が出るかを知っているかどうか

の問題だ。

頭の良さでもなければ、才能やセンスでもない。

知識の差だけ。

これは自分自身の経験からも、
まわりの人を見ていても真実だと断言できる。

私自身もそうだし
私のまわりで年収数千万〜数億稼いでいる人も
昔は仕事できない、バイトの面接受からない、
活字アレルギーだった人が少なからずいる。

でも、正しい知識があれば
収入を数千万くらいに増やすことは難しくない。

だから「自分は能力が低い」と思い込んで、
自分の可能性に蓋をしている人を見ると、
本当にもったいない気持ちになる。

 

今日は、私の子供時代の話を
少し書いてみようと思う。

昔の私と同じように、
「自分は能力が低い」というコンプレックスを
抱えている人の参考になれば嬉しいです。

 

—–ゆいの物語ここから——

 

私が生まれ育ったのは、
「君の名は。」の舞台のような、
自然豊かな田舎町。

町内の信号機は全部で3つ。
最寄りのコンビニまで車で10分。

 

夏は友達とカブトムシを取りに行ったり、
近くの川へザリガニ取りに行ったり、
蛍を見に行ったり、
そんなのどかな自然の中で育ちました。

 

子供の頃の私は、人見知りで大人しかった。

そして、運動神経が壊滅的に悪かったことで、
強烈なコンプレックスを抱えていました。

 

小中学校のときの50メートル走の記録は、
クラス最下位か下から3番目に常にランクインしていたし、

クラス対抗の大縄跳びでは、
真っ先に引っかかって
クラスの記録更新を阻止する役回りだった。

体育の時間のドッジボールでは、
ボールは一切キャッチできないくせに、
なぜかいつも最後まで残ってしまい、
ひたすら一人で逃げまくることになった。

「ゆいーー!このままだと終わらないから、
 とりあえず当たって終わらせてくれ!」

となぜか味方に言われる始末だった。

 

私の小中学校でのスクールカーストに
トドメを刺したのは、
他でもない「球技大会」だ。

私は群を抜いてボールとの相性が悪かった。

それにも関わらず、小学校から高校まで、
なぜか毎年バレーボール大会があった。

体育祭や球技大会の時期は学校に行きたくなかった。

 

「おいー!またゆいかよーー」

「ゆいがいたら、うちのチーム絶対勝てないじゃんー」

「ご、ごめん・・・」

毎年、球技大会の練習が始まると、
本番までの2週間の間に、
私は1年分を優に超える
「ごめーん!」を連発した。

(うーー・・なんで毎回私ばっかり失敗するんだろう・・。

ていうか、なんで球技大会なんてやらなきゃいけないの??

球技大会なんて、世界から消えてなくなればいいのに。)

コートの中での無様な姿は、
顔から火が出るほど恥ずかしいし、
自分なんかいない方が良い
って言われているように感じて、
どんどん肩身が狭くなった。

コツを掴むのが苦手で、
練習しても全然上達しない。

球技大会のおかげで、
「ゆい=どんくさい奴」という、
クラスでのポジションが確立した。

「またゆいかよ。こいつがいたら絶対勝てない」

「足引っ張るなよーー」

「球技大会当日は、風邪引いて休むんでしょ?」

(・・私がいると、みんな迷惑なんだ・・。)

自分の存在を否定されるような
言葉を浴び続けて、
私はすっかり自信をなくし、
球技大会以外でクラスメイトと関わるのにも、
引け目を感じるようになった。

「もう学校行きたくない」

ある日学校から帰ってきて、
台所で夕飯の支度をしていた
母親にぽつりと言うと、
涙が止まらなくなった。

元バレー部だった母は、
ボールを買ってきて、
自宅の庭で一緒に練習に付き合ってくれた。

 

球技大会まで1週間と迫った、
小学校2年生のある日。

学校からの帰宅途中、
一人でぼーっとしながら通学路を歩いていたら、
後ろから赤ちゃんの拳くらいの小さな石が、
ポーンと飛んできて、
少し先のアスファルトの道路に転がった。

驚いて振り返ると、
同じクラスのO君とY君が、
笑いながら立っていた。

「こいつどんくさいけど、
 意外と当たらないんだよね」

「ドッジボールも最後まで残るしな」

そう言って、また石が飛んできた。

「ちょっと、やめてよ!
   当たったらどうすんの!」

「いんじゃない?ゆいが来なくなったら、
   球技大会楽勝じゃん?」

 

(みんなの足を引っ張ってしまうこと、申し訳ないって思ってるんだよ。

だから家で練習だってしてるんだよ・・)

心無い言葉に悔しさと悲しさが込み上げてきて、
足元に飛んできた石を拾って投げ返したら、
O君のおでこに命中して大騒ぎになった。

小学校の担任の先生から呼び出され、
母親と一緒に、
O君のお母さんのところに謝りにいった。

泣きそうになりながら、
ひたすらO君とO君のお母さんに
頭を下げる母の姿を見て、
さらに泣きたくなった。

学校の先生からも、
母親からも死ぬほど怒られた。

「あんた自分が何したかわかってんの!
   もしO君の目に当たってたら、
   目がつぶれてたかもしれないのよ!」

「私が悪いんじゃない!
   最初に石投げたのはO君じゃん!
   お前なんか学校こなければいいって、
   ひどいことを言ったのはO君じゃん!

   あんな奴、バチが当たって
   目がつぶれればいいんだ!」

「なんてこと言うの!
   そんな風に育てた覚えはないわ。
   出て行きなさい。」

母親に腕を掴まれて、
玄関の外に引きずり出されると、
ドアがピシャっと閉まった。

「お母さんは、バレー部のエースで、
  リレーの選手だったんでしょ。
  なんでお母さんは運動神経がいいのに、
  私は運動神経が悪いの?

  なんで私のこと、
  こんな出来損ないに産んだの!」

 

ドアの向こうの母親に向かって吐き捨てると、
とりあえず自転車に乗って、
家から出て行った。

といっても、超ビビりだった私は、
家出するほどの度胸もないし、
行くあてもない。

近くの公園のブランコで
3時間くらいぼーっと時間を
潰していたものの、

日が沈んでお腹がすいてくると、
仕方なく家に帰ってきた。

 

人が大嫌いだった。

同時に、他の子供が当たり前にできることも
出来ない自分が大嫌いだった。

まじで出来損ないだと思った。

「普通の人が当たり前にできることが、
   自分はできない」

という思い込みは、
大人になるまで引きずった。

 

こんなことがきっかけで、
強烈なコンプレックスを抱えた、
人間不信の子供が出来上がった。

悔しいけど、
既に確立したスクールカーストの
ポジションをひっくり返せるほどの取り柄もない。

勉強も苦手だし、
数学のテストはいつも追試常連だった。

 

中学校時代は、
大好きだったバトミントン部に入り、
毎日朝の自主練にも出席しながら3年間頑張った。

「なんかゆいちゃん、打ち方面白くない?」

「確かに〜!なんかロボットみたい!」

「え、そう?何がおかしいんだろ?」

ある日、友達に打ち方が変と指摘されると、
顔から火が出そうになるほど恥ずかしくて、
体育館のコートから逃げ出したくなった。

(やっぱり私、挙動不審なのかなあ・・
   なんでだろう。)

気にし始めると、
自分が挙動不審じゃないかどうか
ばかり気になって、余計にうまく動けない。

人一倍練習はしたけど、
結局結果は出ず、
中学校最後の対外試合も、
結果は一回戦敗退。

(3年間頑張ったのに、こんなあっけなく終わっちゃうのか・・)

試合終了になった瞬間、
あまりの悔しさに涙が込み上げてきた。

でも、一回戦の試合で負けて泣いてるなんて
カッコ悪すぎて誰にも見られたくなくて、
一人で体育館のトイレに隠れて泣いた。

決勝でレベルの高い試合を繰り広げて、
悔し泣きをしている人たちが羨ましかった。

(決勝までいけたんだから、全然いいじゃん・・)

頑張っても結果が出せない自分は、
欠陥人間なんだと思っていた。

こんな経験を積み重ねていくことで、
どんどん自信を失っていき、
「自分は能力が低いんだ」
という思い込みは益々悪化した。

 

——ゆいの物語ここまで———

 

子供の頃の私は、
こんな感じで出来ないことだらけだったし、
劣等感の塊だった。

あらゆることにおいて、
コツを掴むのが苦手だった。

「自分の意見を持て」とか
「ちゃんと考えろ」と言われても、

そもそも何をどういう切り口で
考えたらいいのかわからなかった。

頑張っても頑張っても結果が出ないのは
本当に悔しかった。

やればやるほど、自己嫌悪になった。

 

でも、今なら何が問題だったのかよく分かる。

当時の私が結果を出せなかったのは、

上達するために何が本当に必要かを考えず、

ただやみくもに練習をしていたからだ

結果を出すための正しいやり方を知らなかったから、とも言える。

 

バトミントンだったら、
正しいフォームを習得できるまで
素振りをもっと徹底して練習するべきだったし、

体が勝手に動くようになるまで、
正しいフットワークを刷り込むべきだった。

正しい型を習得しないで
いくら自己流で練習を重ねたところで、
結果が出るわけがない

 

スポーツでも、
受験でも、
ビジネスでも、

結果を出すためには
「正しいやり方」を知る必要がある。

 

例えば受験だったら、
志望校に合格するためには、
「どの科目を集中的に勉強すべきなのか?」
「どの問題が重要度が高いのか?」を知る。

さらに、学習の順番も大事

英単語を十分に覚えていない学生に、
いくら長文読解をやらせたところで、
出来るようになるわけがないし、
非効率極まりない。

 

私の場合、大学受験と就職活動は、
結果に直結することに集中的に取り組んでいたから、
結果的に成功した。

(就職活動の時の話は、こちらの記事で書いてます)

 

これはビジネスでも同様で、
結果を出すための正しいやり方がある。

だから、私のまわりの経営者は
知識への投資を惜しまない。

スポーツの世界でイチロー選手の
 レベルまでいくには才能が必要だと思うけど、

 ビジネスで数千万稼ぐくらいなら、
 正しい知識を学べば誰でも出来る

というのが共通認識。
実際そのくらい稼いでいる人はゴロゴロいる。

私も最初は驚いたけど、
ネットビジネスの世界だと、
ブログで月収200万〜300万の
主婦も珍しくない。

 

何事にも、
ここさえ出来れば9割押さえられるという
重要なところ(=必要最低条件)がある。

要領が良い人というのは、
この必要最低条件を見極めるのが上手い。

必要最低条件を見極めた上で、
そこに集中的に学習時間を投入するから、
結果が出せるし、
不安になったり迷わなくて済む。

 

正しい知識を学べば、
結果を出すための
必要最低条件を見極めるための
思考力も身につく

だから知識って大事なんだよね。

 

頑張る気のない人のことは
知ったことではないけれど
頑張っている人には報われて欲しいし

結果を出すためには
正しい知識・やり方を知る必要が
あることを知って欲しい。

私自身が、自己流の間違った努力で
結果が出ずに散々苦しんできたからこそ。

生まれつき頭が悪い人なんていない。

ただ、

正しいやり方を知らないために、
「自分はこの程度だ」と
自分の限界を決めてしまっているだけ。

本来2メートルの跳躍力をもつノミが、
高さ10センチの瓶の中に
一定期間閉じ込められると
10センチしか飛べなくなってしまうのと
同じことだ。

 

私は長い間、
「自分にはどうせ無理だろうな」
と思いながらやってみて、

結果が出ないと
「やっぱりダメなんだ」
と思い込んでいた。

それはすごく苦しかった。

 

でも、ビジネスを始めてから、
すべての物事には結果を出すための
正しいやり方があり、
だからこそ知識を学ぶことが
重要なんだと気付いた。

この気づきを得たことで、
文字通り人生が変わった。

知識を学ぶことが、結果に直結するから
学ぶことが楽しくて仕方ないし、
やった分だけ自信にもなる

 

正しい知識を学ぶこと。

必要最低条件は何なのか、
を考えて取り組むこと。

それが出来れば、
ちゃんと結果が出せるようになる。

 

ネットビジネスやブロガー界隈を見てると

「大量が正義」という
間違った価値観に汚染されてる人が多い。

それを煽っている有名ブロガーや
アフィリエイターもいるから
尚更被害が広がる。

「毎日記事を書き続ければ成功できる」と。

毎日記事を書くこと自体はすごいことだと思う。

だけど、ビジネスとして考えた時
「毎日ブログを書いているから利益が出る」
のではなく、
「相手に価値提供が出来たから利益が出る」
というのが正しい。

何事もそうだ。
頑張ってるから結果が出るわけじゃない。
努力が適切だから出るんだ。

頑張ってるのに結果が出ないのは
本人が一番つらい。

どうせ努力するなら報われたいに決まっている。

私はやるからには結果にこだわりたいし
だからこそ、ビジネスは投資してでも
プロから学ぶことにした。

頑張っている人にこそ、
ちゃんと知識に投資をして
適切な努力をすることを知って欲しいと思う。

それが出来る人と出来ない人で
得られる未来は全く変わっていくと思うから。

 

—————

私は、大手商社を退職後、年収5億円の25歳起業家に弟子入りし、ウェブマーケティングを学びました。
 
現在は、フリーのマーケティング・コンサルタントとして活動中。
 
 
 
 
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