【書評】『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延著

こんにちは、ゆいです。

田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい。』という本が面白かったので感想を書きたいと思います。

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

この本のテーマは、「自分が読みたいものを書くことで自分が楽しくなる」

文章術などのテクニックは必要なく、自分が読みたいと思うこと、自分が感動したことを書けばいい。自分が面白くもない文章を、他人が読んで面白いわけがない。芸能人でも有名人でもない人の文章をそもそも読みたいと思う人はいない。だからこそ、自分が読みたいものを書けばいい。こんな内容。

その一方で、単に自分の言いたいことを書き連ねれば良いわけではなく

・物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
・一次資料に当たる
・思考の過程を披露する
・結論の重さは過程に支えられる

といった、読まれる文章を書くための重要な点も教えてくれているところが非常に勉強になりました。

インプットの話は出てきていませんが、個人的には、インプットの重要性を強く実感した一冊でした。

備忘録も兼ねて、本書を読んで特に印象的だった箇所を紹介しながら、感想を書いていきたいと思います。

 

文章が伝わらない大きな原因のひとつは、”書き手が嘘をついていること”

 

これはまさにその通りだなと思いました。

事実と違うことを言っているという意味での「嘘」ではなくて、

・本当に本心で思っていないことを書く
・他人から借りてきた言葉をそのまま使う
・その対象に愛がないのに紹介する

という意味での嘘。

著者の熱量が伝わる文章、想いが込められた文章というのは、例えプロのライターではなくても、驚くほど読み手の心を揺さぶります。表面的に他人のきれいな言葉や表現を借りたところで、やっぱり書き手の感情が込められていないと響く文章にはならないんですよね。

あと、言いにくいことをズバッと本音で言ってる人の発信はやはり面白いし信頼できる。

そういう意味でも、「正直に書く」って技術やテクニックを超えてものすごく重要

 

結論の重さは過程に支えられる

 

ライターの考えなんて全体の1%以下でいいし、その1%を伝えるためにあとの99%が要る。調べたことを並べれば読む人が主役になる。

 

個人的に本書で一番共感・納得した箇所でした。

というのは、文章を書く上で大事なのは、伝えたいメッセージに説得力を持たせるための外部情報や根拠である、ということを再認識できたから

例えば、

自分が大事だと思っていて発信したいメッセージ:

後悔しない人生を送ろう」とか
自分の気持ちに素直に生きよう」とか

こういうメッセージって既にいくらでも世の中に発信されていて、みんな知ってることなんですよね。

じゃあ、そのメッセージをわざわざ自分が発信する意味は何なのか?どうやって人の人生が変わるような、響く発信をするのか?って考えると、

自分がこの思想を持つに至った過程を語ることであり、
自分に限らず人の心を動かすような世の中のたくさんの事例を集めてくることであり、
読んだ人の心に響く過程や事例をたくさん持っていることが、

人を動かす発信をするために重要なんだって改めて感じました

 

「後悔しない人生を送ろう」と結論だけズバリ言われてもあまり心は動かないけれど、そのメッセージの根拠になる情報(たとえば、末期ガンの患者さんの言葉とか)を知れば心が動く。どうして発信者がそういうメッセージを発信しているのかという背景を知ると、響くものが違う。過程や根拠を語ることに、個人が情報発信をする意味や価値があると思いました

だからこそ、情報発信をする上でインプットって本当に大事だな、と再認識しました

 

おもしろくない人は「自分の内面を語る人」

 

面白くない人は「自分の内面を語る人」。面白い人は外部の事象を語る“という指摘も、すごく納得。

例えば、食事に行って「自分はブロッコリーが嫌いなんだ」とか、「寒いけど靴下を買うお金がないんだよねー」という話。プライベートな関係ならいいけれど、不特定多数に読まれる文章を書くときは「相手は他人の内面の事情に興味はないし、それを相手が受け入れてくれると思っている時点で幼児性が高い」という指摘。

人の感情を動かすために、自分の感情を語ることは大事だけど、ただただ自分の内面の気持ちを書き連ねていればいいわけじゃないんですよね。

リアルの場と同じで、文章もコミュニケーションの一環なので、相手を意識したコミュニケーションをすることが大事だなと改めて思いました。

 

よい広告コピー=「わかりやすい言葉で書かれているがちょっと発見があるもの」

 

想像力と数百円 新潮文庫」という糸井重里さんの有名なコピーを紹介して、「よいコピーとは、わかりやすい言葉で書かれているが、ちょっと発見があるもの」と指摘している箇所。

これってコピーに限らず、ブログなどのあらゆる情報発信でも言えることだな、と。子供でも読める簡単な言葉で書かれていて、ちょっとした発見や気づきがある。勉強になるな、と思う内容が入っている。

コピーもブログも大事なことって一緒だなと思いました。備忘録。

 

まとめ

 

「読みたいことを書けばいい」というテーマでありながら、ただただ書きたいことを書いていればいいわけではない、面白い発信とはどんなものか、気づきがたくさん得られる本でした。

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

情報発信をする人にはとても勉強になると思うので、是非読んでみてください。

 

この本を読んで私が「読みたい」と思ったのは、個人の人生の中での試行錯誤や気づきを共有して、人生を楽しく頑張っていこうと前向きな気持ちになれる発信。

こちらの記事は、大手企業を退職して迷走していた時期の失敗と教訓をかなり赤裸々に書いています笑。是非読んでみて下さい。

誰にも話せなかった私の起業初期の失敗談。会社を辞めてから迷走しまくってた時の話。

 

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私は、大手商社を退職後、年収5億円の25歳起業家に弟子入りし、ウェブマーケティングを学びました。
 
現在は、フリーのマーケティング・コンサルタントとして活動中。
 
 
 
 
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