こんにちは、ゆいです。
先日発売された堀江貴文さんの著書を読みました。
情報だけ武器にしろ。 お金や人脈、学歴はいらない! (ポプラ新書)自分へのメモも兼ねて、印象に残ったことを書いていこうと思います。
一番印象に残ったポイントは、この3点です。
✔︎ 情報を持つことで未来が分かるようになり、将来の不安や恐怖とは無縁に人生を楽しめるようになる
✔︎ 世の中の「常識」にとらわれて思考停止すると危険
✔︎ インプットした情報を行動に変えてこそ意味がある
目次
情報を持つことで未来が分かるようになり、将来の不安や恐怖とは無縁に人生を楽しめるようになる
この本の冒頭で、堀江さんが説明しているのは、
「将来に不安や恐怖を感じるのは、情報を持っていなくて、未来が見えないから」。
「情報を持って未来が見えるようになれば、将来の不安や恐怖とは無縁で人生を楽しめるようになる。」
ということ。
さらに、未来には2種類ある。
絶対的未来・・例)明日の米ドル為替レート
相対的未来・・例)コンビニの未来の姿
この本で最初に説明しているのは、絶対的未来は、今後起こることの変数が多すぎて方程式を解けないけれど、相対的未来なら、情報を知ることで見通せるようになる、ということ。
これはその通りだな〜と思った。
実際私のまわりの経営者は、情報感度が半端なく高い。
20代で数億稼いでいる人は普通にいるし、インターネットで仕組み化しているからほとんど不労所得。
情報を持っていると、今後世の中がどうなっていくのか、どんなビジネスを作れば成功するのかが見えてしまうので、すぐにビジネスモデルを構築出来てしまうらしい。
こういう人たちがいつも言っているのは、
「情報を得られるとお金を稼げる、というよりも、情報を得られないとお金を失う、くらいの感覚。だから、常に情報収集は怠らないし、情報にはガンガン投資する。」
「貯金で現金を持っていてもお金は増えないけど、情報や知識に投資をすれば、儲かるビジネスが作れるのでどんどん資産が増える。ちゃんと情報を持っていれば、失敗しない。上手くいくことしかやらないから。」
私もネットビジネスを始めてから、「情報の価値」の威力を知って驚いたし、お金は使わなければ意味がなく、情報にはガンガン投資すべきだということを学びました。
世の中の「常識」にとらわれて思考停止すると危険
「常識」を無思考に受け入れるのが危険というのは、私も同意見。
大学、終身雇用、就職活動・・・。これらの「常識」とされる人生の一連のステップは、ある種の「集団的な思い込み」にすぎない。社会全体が思考停止に陥ったまま、「当たり前のこと」として受け止めているだけなのだ。
もちろん、その背景には「皆に暗示にかかってもらおう」と企む人たちが暗躍している社会全体が「集団的な思い込み」にかかっている方が都合がよかったり、自分たちに利益誘導できたりするからだ。
「大学に行った方がいい」とか、「終身雇用を前提に一つの会社に勤め続けるのがいい」とか、「大学を卒業したら就活して就職すべき」とか、こういう常識ってつい「それが当たり前」ってそのまま受け入れられがちだけど。
実際、「常識」って政府や色んな利害関係者によって、操作されていることが多い。
「常識」の多くは、教育によって植えつけられると思うけど、教育方針や内容は、文部科学省の意向によって大きく変わるもの。
個人的にも、日本には不思議だな〜と思うところがたくさんある。
例えば、貯金信仰。
太平洋戦争の時に、戦費調達のために政府が国民に貯金を奨励したことがきっかけで「貯金が善」という常識が一般的になっているけど、その前はむしろ日本は投資が盛んな国だった。
政府にとっては、日本の国債の大部分が貯金で賄われているから、今のままの方が都合が良いのだろうけれど。
でも、銀行預金の金利はせいぜい0.02%。
こんな安い金利で銀行預金をするなんて、日本人はなんてお人好しなんだろう、と思う。
未だに現金信仰もあって、自分のお金を引き出すのに、なぜか利息よりもずっと高いATM手数料を払っていたり、クレジットカードが危ないものだと思われていたりする。
海外に行くと、自国通貨の価値が不安定だから、国民はみんな為替の動きにやたら詳しくて、街中には至るところに外貨両替所があって、
自分の資産価値が減らないように、お給料をもらったらすぐドルなどの外国通貨に換金して、自宅でタンス預金が常識、という国だって少なからずある。
あと、「大学卒業 → 就活」という流れもそう。
この前イスラエルに行って、現地の人たちと話した時のこと。
イスラエルは中東のシリコンバレーとも言われていて、IT関連技術やスタートアップ起業がとても盛んな国なのだけど、
男女ともに高校卒業後は兵役があって、兵役が終わったら、大学入学前に1〜2年くらい海外放浪するのが普通だと聞いて驚いた。
「高校卒業 → 兵役 → 海外放浪 → 大学 → 就職/起業」
という流れが、イスラエルでは普通のキャリアパスらしい。
どうりでみんな英語が流暢だと感心した。
日本と違い国内の市場規模が小さいので、最初から海外展開を前提に起業されることも理由としてあるかもしれない。
「常識」って、国によっても違うし、政府の方針によっていくらでもコントロールされるものなんだよねって認識した。
「常識」というのは、世の中の99%の人が信じているもの。だから、無思考に常識を信じていると、世の中の99%と同じになってしまう。
これの何が問題かというと、日本の平均年収は400万円程度だから、常識にとらわれている人の年収も400万円前後になる可能性が高い。
もちろん、それが悪いことだとは思わないけど、平均以上に稼げる力を身に付けたいなら、無思考に「常識」を信用するのは危険だなって思う。
私もビジネスを初めて一番最初に感じたのは、稼いでいる人と稼いでいない人は、そもそも常識が全く違うということ。
稼げるようになりたいなら、「やっぱり稼げる常識」をインストールしておく必要がある。
インプットした情報を行動に変えてこそ意味がある
堀江さんは、著書の中で「インプットとアウトプットはセットで考えるべき」と仰っていて、私も同意見。
そういう意味では、ブログやTwitterを通してアウトプットしている人は素晴らしいな、と。
世の中のほとんどの人は、インプットだけで終わって、アウトプットをしないから、ブログ等でアウトプットをし続けている人は、それだけで世の中の上位何%に上がっていける。
私の知り合いの大学生は、1年くらい継続してブログを書き続けていたら、2000字の大学のレポートが楽勝すぎてびっくりしたと言っていた。
そのくらい、アウトプットの威力は強い。
堀江さん自身も著書の中で、ご自身が「これほど膨大な知識があるのは、インプットしたらセットでアウトプットをしているから」だと言及している。
私のまわりの経営者もそうだ。アウトプットが知識を定着させるための最も効果的な方法だと日頃から言っている。
私はもともとプレゼンや人前で話すのが苦手だったので、「youtube動画をまず2週間で50個撮ってみたら?」と言われてやってみたら、
インプットした内容を話すことはかなり慣れたし、何度も話した内容は覚えているので、ちゃんと知識が身になっていると感じる。
堀江さんの他の著書と内容は被るところも多いが、情報に対する著者の考え方をさらっと読めるし、とても本質的な内容だと思う。
情報のインプットに関するところで、「情報の選択眼を磨くためには、質より量。取り入れた情報はすぐ忘れてもOK。」という考え方が紹介されているが、この部分については、個人的には、どんなにゴミ情報にたくさん触れても意味がないと思った。
むしろ良質な情報、枝葉ではなく原理原則を何度も繰り返し復習してインプットする方が、圧倒的に効果が高い。
本質(抽象的なこと)を理解した上で、具体例に落とし込んで考えたり、逆に具体的な事例を見て、本質を考えることをしていると、情報を構造的に理解する力が高まる。
ある分野の本質や重要なポイントを理解したいと思ったら、私はその分野の本をまず10冊くらいざっと読んでみるようにしています。
大事な部分は色んな本で重複して出てくるので、重要なポイントも分かるし、読み比べることで、良い本とあまり良くない本の見分けがつくようになるので、とてもおすすめです。
まとめ
最後に、もう一度要点をまとめ。
✔︎ 情報を持つことで未来が分かるようになり、将来の不安や恐怖とは無縁に人生を楽しめるようになる
✔︎ 世の中の「常識」にとらわれて思考停止すると危険
✔︎ インプットした情報を行動に変えてこそ意味がある
このあたりのことについては、メルマガでもたくさん話しているので、読者さんにとってはもう聞き飽きているかもしれないけど(笑)
自分のメモ的な感じで書いてみましたが、本質的で大事な内容を、さらっと思考の整理が出来る本で良かったです。
動画も撮ってみました。
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