「お金の流れでわかる世界の歴史」が素晴らしかったので感想を書いてみた。

こんにちは、ゆいです。

今日は、私の「お金」と「歴史」に対する見方を変えた、おすすめの本をご紹介します。

お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

数年前に見つけて購入し、面白くて何度も読み返している本です。

この本のテーマは、「お金の流れから読み解く世界史」。

「いつの時代も、世の中を動かしているのはお金なんだな〜」ということが、歴史上の出来事の裏話を聞くような感覚で、楽しく読めます。

歴史の本質や、歴史を学ぶ意義を教えてくれる本。

高校生の時に、この本に出会っていたら、勉強に対する姿勢も、お金に対する考え方も全然違っていただろうなあ。

知識を得ることって、本来人生を豊かにすることに直結するんですよね。

それを理解してから、私は勉強するのが楽しくて仕方ないです(笑)

本来人間って知的好奇心がある生き物だし、新しく学んだことを活かして何かを生み出す作業は、クリエイティブですっごく面白い。

この本を読んで私が最も強く感じたことは、

歴史の裏側をみていくと、世の中を動かしているのはお金であり、「お金を生み出す仕組みを上手く作っている国が繁栄する」んだな、ということ。

そして、それは個人にとっても同様で、人生の幸せを最大化するためには、収入を作り生活を守る仕組みを作っておくことが大事なんだな、ということ。

この本を読んで感じたことを、備忘録的な感じで書いていこうと思います。

 

目次

いつの時代も、世の中を動かしているのはお金

 

まず、世界史の本質について端的に述べているのが、この部分。

国の栄枯盛衰には一定のパターンがある。徴税がうまくいっている間は富み栄えるのだが、やがて役人たちが腐敗していくと国家財政が傾く。それを立て直すために重税を課し、領民の不満が渦巻くようになる。

そして、国内に生まれた対抗勢力や、外国からの侵略者によって、その国の政権(王)は滅んでいくのだ。

 

つまり、国が繁栄するための条件は、徴税によってお金を集めめたお金を適切に分配することで、国民の生活を安定させること

 

例えば、どうして古代エジプトは、3000年もの長い間、平和で豊かな時代を送ることができたのか?

それは、徴税システムが優秀だったから。

古代エジプトは、徴税システムがとても優れていて、ピラミッドを作らせた王(ファラオ)だけではなく、貧しい家の人でも、かまどのある家に住んでいたり、ゴミ問題があったりして、民衆の生活もかなり豊かだったようです。

しかし、徴税を請け負う役人の腐敗が原因で国の税収が減り、民衆に重税を課したことがきっかけで内部分裂により弱体化し、最終的にマケドニアのアレクサンドロス3世に滅ぼされました。

古代エジプトに限らず、歴史上の国家の栄枯盛衰の背景を見ていくと、そこには「お金」が大きな要因として浮かび上がってきます

  • 古代ローマ帝国も脱税によって滅んだ。

  • ナポレオンは、お金に関する知識不足で、戦争のための資金不足で負けた。

  • ユダヤ人や華僑は、古代からお金に関する知識に精通している。だから、国を持たない放浪の民にもかかわらず、世界中の経済の中核に居座ってきた。

  • エリザベス女王は奴隷貿易で財をなし、海賊のスポンサーをしていた。(一回の海賊航海で、国家予算の1年半分もの収入を得ていた)

  • イギリスで産業革命が起きた理由は、他国より技術力が優れていたからではなく、事業化するための資本力があったからだ。

  • 日本は、明治維新のときに世界経済史上も驚くべき経済成長をしていた。その急激な経済発展を支えていたのは、富岡製糸場で有名な、養蚕業によって生み出したお金である。

それぞれのエピソードの詳細は割愛しますが、一つ一つとても面白いので興味がある人は本を読んでみてください。

 

で、これら一連の事象から学べることは、国でも企業でも個人でも、やはりお金は大事だということ

個人単位で考えると、自分や家族が安心して生活していくための収入を得る仕組みをつくること

お金があるから、衣食住を満たすことが出来るし、子供を学校に行かせたり、娯楽や旅行を楽しんだりしてリフレッシュも出来ますよね。万一病気になっても、お金があれば治療も受けられるし、生活も維持できる。家族の生活と幸せを守るために、お金は絶対に必要なもの。

日本は資本主義社会だしね。

◯◯主義って、◯◯が一番大事な社会っていうこと。ということは、資本主義社会は、お金が一番大事な社会、ということになる。

個人的には、お金が一番大事だとは思わないけど、お金を持っていることで、家族との時間とか、人生の中でやりたいことに挑戦するとか、お金以外のものを大切に出来る。

 

私は、一度きりの人生、後悔のないよう思い切り楽しみたいと思っている。お金のせいで、やりたいことも自由に出来ない人生にはしたくない。

海外旅行がすごく好きなので、色んな国に行って現地の人と話してみたいし、そこで学んだことや経験したことを活かして、人を幸せにする事業をつくっていきたい。

お金を稼ぐためだけの労働でつらい思いをしている人が、経済的に自立できるようにして、人生を楽しめるきっかけをつくりたい。

世界中の面白い人、素敵な人にたくさん出会いたい。

自分を育ててくれた両親には、金銭的な苦労はさせたくないし、一緒に旅行に行って楽しい思い出をたくさん作りたい。

もし将来子供が産まれたら、家族と楽しい時間をたくさん共有したいし、子供や家族がやりたいことは、やらせてあげたい。

っていうか、子供には、自分で人生切り拓いていけるように、徹底的に知識を教えて思考力を鍛えるかな(笑)

今もこれらの目標を実現させるために毎日動いているし正しい知識を学んで、収入を得る仕組みを作れば、実現可能だという確信もあるだから楽しいし頑張れる。

 

そう考えた時に、私が強い不満を感じるのは、日本の教育。

日本は資本主義社会なのにも関わらず、学校でお金に関する教育はほとんど与えられない。

アメリカでは、高校生から投資の勉強をしているのに。

高校時代の歴史の授業なんて、先生は単に教科書の朗読をしてるだけで、死ぬほどつまらなかった。

授業中に赤線引いたとこだけテスト前に暗記して終わり。社会に出て役立ったと思うことはほとんどない。

本来は、この本に書かれている様な内容を、学校教育で学ぶべきだと思うんだよね。

もし、高校時代に「歴史を動かしているのは実はお金の流れだ」、ということを知っていたら、勉強に対する姿勢も、世の中に対する見方も、きっと当時とは全く違ったものになっていただろう。

 

日本の教育って、生きていくために必要なお金の知識は教えない上に、「とりあえず大学出たら就職して会社員になるのが良い」、みたいな社会の風土があるけど、これが本当に良くないと思う

実際は、収入を得る方法は会社勤めをする以外にもたくさんあるし、色んな選択肢や可能性を知った上で、自分に合うものを選んだ方が、人生幸せに生きられると思うんだよね。

今はインターネットがあるから、組織に属さなくたって、収入はいくらでも作れる。

私は会社員の経験もあるし、今は独立して起業家の世界も知ったから余計に思うけど、会社員をしている人って、実はものすごく能力高いと思う。

たとえば、

・毎日 8 時間以上、残業も含めたらそれ以上、与えられた仕事に集中して取り組める。

・ 朝早起きして、毎日会社に通える精神力と体力がすごい。

・  理不尽耐性がすごく高い。頑張ったことが報われないとか、アホな上司のせいで仕事がすすまないとか、会社の方針転換に振り回されるとか、そういう不可抗力がある中で、淡々と仕事をやり続けられるのはすごいことだと思う。

・  組織への適応力と協調性。まわりに合わせることができる能力。

会社員をしている人は、それが当たり前だと思っているから、自分がやっていることのすごさに気付かないんだけど、世の中にはそれができない人もたくさんいるし、本当に立派なことだと思うんだ。

それなのに、ワンマン経営者の度重なる方針変更に振り回されたり、パワハラ上司にひどい言葉を浴びせられて自信をなくしたり、「金払ってるんだから、黙って従え」的な扱いをされたり。

本来能力も高くて、仕事に対するモチベーションもあって、毎日頑張って仕事してる人たちが、社員の気持ちを考えない経営者やパワハラ上司に自信を奪われて、疲弊しているのを見ると、本当に心が痛い。

毎日会社勤めをできるだけの集中力とか、継続力、忍耐力があれば、ネットでビジネスをしたらかなり良い結果が出せるはず。

パワハラ経営者や上司は論外だけど、こういう事態が生じてしまうのは、生きていくために必要なお金の知識を与えない日本の教育や、無思考に会社勤めを推奨する社会のシステムにも、大いに原因があると個人的には思う

 

「お金を生み出す仕組み」は個人でも作れる

 

ここまで、国にとっても、個人にとっても、「お金を生み出す仕組みを作ることが大事」という話をしてきたけど、

個人がお金を生み出す仕組みを作るなら、一番のおすすめはブログを書くこと

私のまわりには、ブログを使った事業だけで普通に数千万〜数億稼いでいる経営者がたくさんいて、「ネットの事業ってリアルの世界でのポケモンみたいだよね」っていう話をよくしている。

なんでかというと、

・失敗してもリスクがないこと(しょぼい記事書いても、せいぜい誰にも読まれないくらいで、オフラインビジネスの様に、赤字になることも倒産することもない。)

・書きためた記事は確実に貯まって資産になるし、やればやるほど、自分の知識とスキルは磨かれること。(失敗しても振り出しに戻ることなく、貯めた資産と経験値は持ったまま、セーブポイントから再開できる)

・自分がレベルアップすると、自分が生み出すコンテンツのレベルも上がり、収益力も上がること

 

ブログを書いて収益を得ることだって、立派な起業。

自分の企画や考えを世の中に投げて、反応が見れる。人が喜んでくれて、収益につながる。楽しくないわけがない

起業っていうと、難しそうなイメージがあるかもしれないけど、今ブログを使った事業で超稼いでいる人たちは、昔不登校で引きこもりだった人もいるし、仕事が出来なさすぎて上司のパワハラに遭い、会社を辞めた人も普通にいる。特別な能力も、才能も不要。

必要なのは、正しい知識と行動だけ。 

リスクなく、お金を生み出す仕組みを作ることができて、事業を生み出す経験をしたり、知識やアウトプット能力の向上にもつながるわけで。ブログがやっぱり最適だな〜って思う。

 

話が色んな方向に飛んだけど、自分用の備忘録的な感じで書いてるのでご容赦ください(笑)

最後にもう一度要点をまとめておきます。

✔︎ 世の中を動かしているのはお金であり、お金を生み出す仕組みを上手く作っている国が繁栄する、ということ。

✔︎ 国と同様に、個人も人生の幸せを最大化するためには、お金を生み出す仕組みを作っておくことが大事、ということ。

✔︎ 個人がお金を生み出す仕組みを作るなら、一番のおすすめはブログを書くこと。ノーリスク・(ほぼ)ノーコストで資産が作れる。

お金の流れが、どのように歴史を動かしてきたかという詳細は、こちらの本にたくさん紹介されているので、興味があればぜひ読んでみてください。歴史上の出来事の裏話を聞くような感覚で、面白いです。

 

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私は、大手商社を退職後、年収5億円の25歳起業家に弟子入りし、ウェブマーケティングを学びました。
 
現在は、フリーのマーケティング・コンサルタントとして活動中。
 
 
 
 
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