コンプレックスの裏側に強みがあることに気づいたら世界が変わった。視点を変えればその短所は強みになる。

 

こんにちは、ゆいです。

 

わたしは前職時代、

「商社ウーマンっぽい商社ウーマン」

になれない自分が、
すごくコンプレックスでした。

 

は?なにそれ?

そもそも商社っぽいって何?笑

 

って感じですよね。。

 

今思えばつまらないこだわりだったんだけど
昔はめっちゃ悩んでたんです。

 

でも、先輩の何気ない一言がきっかけで

自分の強みがコンプレックスの裏側にある

ということに気づいたら

 

今まで大嫌いだったコンプレックスも
悪くないかも、
って思えるようになりました。

 

わたしに限らず、
自分の強みを生かして活躍してる人って
実はコンプレックスが強みになることを
知ってる人だったりもして。

 

だから、
これを読んでくれているあなたも
どんなにコンプレックスがあっても

あなたならではの「強み」ってちゃんとある

 

それに気づいてもらえたらいいな。

 

ということで、わたしが商社時代に
コンプレックスの裏側に強みがあるって
気づいた話をしたいと思います。

 

目次

みんなみたいにカッコ良く仕事できない自分がコンプレックスだった

 

わたしは子供の頃から
みんなが当たり前にできることが
できないことがコンプレックスでした。

 

勉強もできないし
運動音痴で同級生にバカにされるし
おまけに人見知りで
友達をつくるのも苦手で。。

 

だからずーーーっと自信がなくて
人の良いところばっかり見ては

「あの人はこんな強みがあっていいなあ」

って羨んでた。

 

人の顔色を伺って生きてきたから
いつの間にか相手のことを観察してしまう
クセがついていたし

何かと細かいことが気になってしまう
自分が嫌だった。

(コンプレックスをこじらせてた時代の話は
   こちらの記事で書いてます。)

そんな自分を変えたくて、
留学中に商社マンに出会ったのをきっかけに

「わたしもこんなふうになりたい!」

っていう一心で必死に就活して。 
(その時の話はこちらの記事で書いてます)

 

(もしダメならバイトして留年しようって
 商社以外ほとんど受けませんでした。苦笑)

 

だから、受かったときは嬉しくて嬉しくて、

「これから仕事頑張って自分を変えるんだ!」

って、超はりきって入社したんです。

 

 

でも、いざ入社してみると
同期のレベルの高さ圧倒されて。。

 

まず内定者懇親会でビビりました。

えっ、帰国子女も
留学経験者も多すぎじゃない?

受験勉強しかしてないわたしの
ハリボテみたいな英語力なんて比較にならない・・

有名大学の体育会系の部活の部長経験者とか、

100人規模のサークルの代表やってた子とか

元国体選手とか・・

 

みんな謙遜して
「大したことないよー」とか
「単なる器用貧乏だよ」っていうんだけど

要領良くて
頭の回転速くて
リーダーシップがあって
社交的でコミュニケーション能力高くて
自分の意見をハッキリ言えて
グループワークでの
ファシリテーションが上手で・・。

何かしら光るものを持ってる
同期のレベルの高さに圧倒されました。

 

それに引き換えわたしはというと

人前で話すと緊張しまくり
会議での発言が苦手で
特にリーダー経験があるわけでもなく
プレゼンが苦手で
話の全体像を掴むのが苦手で
頭の回転も速くなくて
おっちょこちょいで・・・

 

えっ、わたしやばくない・・??

 

なんだろうこの場違い感。笑

 

職場の上司や先輩たちは、

「仕事が丁寧だね」とか
「細かいところにも目が届くね」とか
「粘り強くて努力家だね」

っていうありがたいフィードバックを
してくれてたんだけど・・
(↑ほんとみんな神・・涙)

 

ぶっちゃけ超地味だよね・・苦笑

 

しかも私の強みって、
ことごとく総合職向きじゃなくて、
アシスタント向きじゃない・・?

 

このときは
褒められても正直全然嬉しくなくて。

 

だって本当は
もっとみんなみたいに頭の回転速くて
何でもそつなくこなせる人になりたかった・・

 

とまあ、こんな調子で
入社してからも、わたしは自分のことを
ずーーーっと劣等生だと思ってた。

 

自分の出来ないところばかり目を向けて、

上司との面談では、
「こういうところが苦手なんです」
「ここを改善しないといけないんです」
って、自分の課題ばかり話してたなあ。

 

一個覚えてるので
すごく恥ずかしかった経験があって。

 

新入社員のときの、
役員プレゼンなんだけど。

 

300人くらい入る大きな会議室で
新人が毎年恒例で役員や関係者の前で
自分の担当業務についてのプレゼンを
やるっていう企画があって。

 

でね、みんな新人のくせに
どうしてそんなにプレゼン上手なの!?

っていうレベルの高さで笑

 

こんなに大勢の人を前にしても
緊張してる素振りなんて全然ないし

話もわかりやすくてスムーズだし

なんなら会場の笑いまで取りに行くし

 

・・いやー震えました笑。

 

この人たち一体なんなの!?

って笑。

 

 

で、わたしはというと、

万が一真っ白になっても
自動的に言葉が出てくるように
準備だけはしまくっていたから、
なんとか話はできたものの

 

緊張しすぎて声が震えまくり
内容よりも緊張が伝わってしまって。

 

スクリーンの前に立って、
マイクで話し始めると・・

 

「ええええ、ままずこここちらの
 スライドをごごご覧ください・・」

 

めっちゃ声震えてるーーー!!涙

 

ビブラートかかりすぎ!!!

 

「いやいやいや、勘弁して!!
 あとでどんなに震えてもいいから
 今だけはお願いだから
 普通に声出てーー><。。」

 

なんとか声の震えを止めようとするんだけど
体が全然いうことを聞かなくて

 

結局ビブラート全開のまま
カセットテープのように最後まで喋り続け

20分間のプレゼンを終えた。

 

「ゆいちゃん、めっちゃ緊張してたねー!
 なんかわたしまで緊張しちゃった!」

 

と同期から口々に言われる始末。

 

結構調べて内容は作り込んできたのに。。

 

「ああ、緊張して声震えまくってた新人ね」

っていう残念な印象しか
残らなかっただろうなあ。

 

上司
「おつかれ。緊張してたなー笑。
 まあ、これからいくらでも伸びるし
 気にすんな。」

 

忙しい仕事の合間を縫って、
アドバイスや指導をしてくれてたのに、
本当申し訳なくて泣きたかったなあ。

 

あと、これも新入社員のころ
会議では散々発言しろって言われてたのに
ビビりまくって一言も発せないまま
1時間の会議が終了して

「発言しない奴は、
 存在価値ないから出なくていいぞ」

って上司に言われてしょんぼりしたり。。

 

 

とまあこんな調子で、

念願の商社に入っても、
憧れてた自分とはほど遠かった。

 

毎日心折れまくりでした笑。

 

強みは実はコンプレックスの裏側にあるんだって気づいた

 

最初はこんな状態だったけど、

だんだん慣れていって、
仕事はこなせるようになったし

自分の担当案件は誰よりも詳しくなろう
と思ってやっていたから

それなりにちゃんと貢献できてるなっていう
感覚は持てるようになってた。

 

尊敬してる先輩に
「こいつは仕事できるよ」って
言ってもらえたときは嬉しかったな。

 

でも、これってあくまで
担当者としての末端の仕事の話であって

みんなみたいな要領の良さや
頭の回転の速さがないことは
ずっとコンプレックスでした。

 

でも、
会社やめる直前に先輩と飲んでたとき
先輩がこんな一言を言ったんです。

 

「お前は得なタイプだよなあ。
 なんか憎めないというか、
 応援したくなるというか
 ゆいのまわりは人がどんどん動くよなあ。

 こんだけ人を動かせるのって、
 すごい才能だと思うよ。

 

えっ・・・?

 

「どういうことですか?
 わたし別に、
 人のこと動かしてなんてないですよ。
 たまたま人に恵まれただけで・・」

 

「いやいや、めっちゃ動いてるから。
 Nさん(上司)ビビってたで笑」

 

呆気にとられすぎて、
一瞬何の話をされているのかわからなかった。

 

「出向先でも、みんな全力でゆいのこと
 サポートしてくれてたでしょ。」

 

実は部署を異動したあと、
新しい部署が管轄している子会社に
営業担当者として出向していました。

 

その会社は、
従業員10名ちょっとの小さな会社で
40代のプロパー社員の女性5人が
納品手配とか請求書まわりの
オペレーションを回してくれていたんだけど

 

ほとんど業界知識もないくせに
彼女たちの倍以上もお給料をもらってる小娘が

突然彼女たちの上に入って
上手くやっていけるのかと
上司たちは結構心配していたらしい。

 

「確かに『プロパーさんたちと上手くやれよ』
 って、Nさんに何度も言われましたね笑。」

 

「みなさん、仕事はできるけど
 結構キツイし気難しいとこあるやろ。

 お前の前任も、プロパーさんと
 上手くいかなくて苦労してたやん。」

 

ああ。そういえばそんな話あったな・・

 

たしかに、プロパーさんたちのこと
最初は「こわいなあ・・」って思ってた。

 

わからないことを質問しても

「前の担当者の時代のことは分かりません。」

って冷たく返されたり                         

 

何か仕事をお願いしても、

「前の担当者はそれ自分でやってましたけど?」

って言われて、ビビったりしてたなあ。

 

 

「それが気づいたらプロパーさんと
 めっちゃ仲良くなってて

 仕事でもゆいのサポート体制が
 ガッチリ出来上がってて、

 Nさん『面食らった』って言ってたぞ。」

 

たしかに。。

 

ほんとね、プロパーさんたちのおかげで
わたしは何とか仕事まわせてたようなもので。

 

たとえば、

出張中の上司から電話かかってきて
資料を送って欲しいって頼まれたとき。

 

「わかりました。
 客先別の配送費の一覧ですね。
 今から確認してお送りします。」

と話していると、

隣のプロパーさんがスッと立ち上がって
フォルダからファイルを持ってきてくれて

「◯◯運輸から配送手配してる会社の
 費用の一覧よね? 私確認するから、
 ゆいちゃん自分の仕事やってていいよ。」

 

「ゆいさん、今△△会社のMさんから
 価格の件でお電話あって、

 請求書再発行して欲しいっていう依頼が
 あったので、私やっておきますね。」

 

こんな感じ。

 

こちらから頼まなくても、
できることはどんどんやってくれるようになって
もう毎日感謝しまくりだった。

 

最初は業界知識ゼロでわからないことだらけで
でも毎日山のように仕事があって
常に慌ただしくていっぱいいっぱいだった私が

なんとか仕事をまわすことができてたのは
本当にプロパーさんたちのお陰だったし
まじで感謝しかない。

 

最初はちょっと怖かったけど、

仕事をしていく中で
だんだん信頼してくれるようになって

ランチに誘ってくれるようになって
夜一緒に飲みに行くようになって
最後は本社の送別会にも来てくれた。

 

わたしが会社をやめたのは
出向を終えて本社に戻った後だったんだけど

会社の飲み会は嫌いだった人たちなのに

「ゆいちゃんの送別会行っていいですか」

と、わざわざ聞いて参加してくれたことを
あとで上司から聞いた。

 

めちゃくちゃ嬉しかったなあ。

 

「気難しい人だから気をつけて」
って言われてたけど

一緒に働いてみたら、
普通に優しくて良い人たちだったんですよね。

(最初はちょっと怖かったけどw)

 

で、なんでこんなに助けてくれたんだろう?

って思って、プロパーさんたちとの
会話を振り返ってみたら、

 

もしかすると、
 これがわたしの強みだったのかな?

 

って、ふと思い当たった。

 

プロパーさんたちと6人で飲みに行ったとき、

ゆいちゃんは、わたしたちのことを
 大事にしてくれるから嬉しい。

ゆいちゃんと仕事してると、仕事が楽しい。
 自分のやったことに感謝してもらえるって
 やっぱり嬉しいよね。

こんなことを言ってくれてたのを思い出した。

 

なんでそう思ってくれてたんだろう、

って当時の自分の行動を振り返ってみると

 

そのときは無意識だったけど、
こういう要素で信頼してくれてたのかな?
って思う↓↓

 

  • 相手が何かしてくれたら
    必ず気づいて感謝を伝えていた。
  • 偉そうにしない。相手が嫌がることをしない。

  • 相手の良いところに気づいたら
    良いところを褒めて感謝を伝えていた。

  • 相手が本音で話してくれる
    信頼関係が築けていた。

  • 相手が気持ち良く働けているか、
    常に目を配って、
    気になったことがあれば声をかけていた。

  • 相手が困っていることや、
    不満に思ってることを出来るだけ聞いて
    間接的に上司に改善点を提案したりして、
    気持ち良く働ける環境を作っていた。

 

わたしはただ、
毎日仕事をサポートしてくれることに
感謝しかなかったし

無意識にしていただけだったのだけど

これを無意識にやっていた理由は
わたし自身のコンプレックスにあるのかもな

と思った。

 

コンプレックスの塊で、
誰かに喜んでもらえることが
人一倍嬉しかったからこそ
相手に感謝を伝えたいと思っていたし

 

自信がなかったからこそ
相手の良いところを見つけたら
それを相手に伝えたいと思っていたし

 

人の良いところばかり見ては
羨むクセがあったからこそ
人の良いところを見つけるのは得意だった。

 

細かいことばっかり気にしてしまう
自分が嫌だったけど、だからこそ
相手がしてくれたことは
小さなことも見落とさなかった。

 

ずっと居場所がなくてつらかったからこそ
相手には最高に居心地の良い
職場をつくりたかった。

 

相手が元気かどうか、
楽しそうかどうかが、常に気になってた。

 

すぐ人に身構えて疲れてしまう
弱い奴だったから、
相手にとっては安心できる存在に
なりたかった。

 

ぶっちゃけ、
会社の中には合わない人もいたし

「もう一生会いたくない!!」

っていうくらい苦手な人もいたんだけど笑

 

比較的難しい(と言われていた)環境の中でも
それなりに人間関係を築いて
仕事を進めることができたのは、

このコンプレックスのお陰かもしれないな
って思う。

 

思えば海外駐在してたときも

初日に出向先の事業会社に出社すると
オフィスにわたしのデスクすらなくて
誰にも歓迎されない逆風からの
スタートだったなあ。

最初は味方がいなくてキツかったけど
最終的に信頼されるようになって
仕事で結果が出せたのも

考えてみたら、このコンプレックスのお陰かも。

(その時の話はこちらの記事で書いてます。)

 

先輩の一言で、そんなことを思い出した。

 

「わたしは先輩みたいに
 グイグイ引っ張っていくタイプのリーダー
 にはなれなかったし

 必死で仕事してただけだったんですけど・・

 これって才能なのかなあ?

 

というと、先輩は

 

「だと思うよ。俺は多分同じことできない。
 それに、グイグイ引っ張るだけが
 リーダーシップじゃないしね。」

と言ってくれた。

先輩:
「でもお前、だまされて変な壺とか
 買わされそうだけどなー。
 騙されんなよー笑」

わたし:
「さすがに壺は買わないです笑。」

 

こんな風に認めてくれる人がいて
嬉しかったなあ。

 

憧れてたキャリアウーマン像とは違ったけど
わたしはどこまでも凡人だと思うけど

 

それでも
自分なりの戦い方で
仕事はできるって学んだし

 

今の大好きな人たちとの
つながりができたのが
コンプレックスのお陰でもあるとしたら

コンプレックスも悪くないかもなって思えた。

 

強みがない人はいない。コンプレックスの裏側に目を向けると新しい世界が見える。

 

この経験を踏まえて、あらためて思うのは

強みがない人はいないってこと。

 

過去のわたしも含めて
自分には大した取り柄がないって
自信を持てずにいる人は多い。

 

でもね、

自分では気づいていないだけで
強みは絶対にある

 

しかも、

自分ではネガティブに捉えていた
コンプレックスを裏返してみると
意外とそれが強みになっていたりもする。

 

わたしは、先輩の何気ない一言が
それに気づくきっかけになった。

 

わたしのように
自分に自信が持てなかった人は
無意識に相手のことを考えて行動できてる
人が多いと思うし

それによって信頼関係が築けたり
人が動いてくれたりもする。

 

細かいことばかり気になってしまう人は
相手の小さな変化や
相手の優しさに気づける素養を持ってる。

 

行動力がない自分が嫌だって人は
そのぶん、自分に合うものを
じっくり選び取る思考力があるって思うし

 

内向的だって思っている人は
外向的な人よりも思考が深いとか
自分の世界観をもっていて
面白い人が多いって感じる。

 

わたしが今まで出会ったことのある
凄腕の営業マンも
凄腕のマネージャーも

実は社交的なタイプというよりも
コンプレックスがあるがゆえの
愛情深さだったり
観察力が武器になっていたりする。

 

だからね、

自分のコンプレックスをマイナスと
捉えるんじゃなくて

コンプレックスだと思っていたけど
実は強みになっているものってないかなって

一度考えてみて欲しいなって思う。

 

過去のわたしみたいに
自分じゃない何かになろうとしなくても

あなたならではの良さは
すでにちゃんと持ってるよって思うから。

 

余談だけど、コンプレックスがあることは
ネットビジネスをやる上では
むしろアドバンテージになったりもします。

同じ悩みを持った人の気持ちが
わかるってことだから。

発想の転換というか、
考え方一つだったりもします。

自分の脂肪をお金に変えた主婦の話

 

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私は、大手企業を退職後、年収5億円の25歳起業家に弟子入りし、ウェブマーケティングを学びました。
 
現在は、フリーのマーケティング・コンサルタントとして活動中。
 
 
 
 
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