「今仕事が楽しい」がずっと続かない理由。わたしが大好きだった会社をやめたわけ。

こんにちは、ゆいです。

わたしは昨年、9年勤めた会社をやめました。

「そんな待遇の良い会社をやめちゃうなんて、やっぱり会社が嫌いだったの?」

 

ってよく聞かれるんだけど

実際はその逆で、わたしは会社が大好きだった

 

仕事で面白い経験もさせてもらったし、
なにより一緒に働く人が好きだった。

 

会社をやめた今でも、
当時の上司や同僚とは飲みにいくし

ときどきお世話になった人の送別会なんかで
会社の飲み会にもお邪魔したりしていて。

 

本当に人には恵まれていたなって思います。

 

でも、わたしが会社を好きでいられたのは
単に運が良かったからなんですよね。

 

今日は、どうして会社が好きだったのか、
好きだった会社をなぜやめたのか、
について書いてみたいと思います。

 

 

目次

わたしが会社を好きだった理由

 

わたしが会社に入っていちばん感謝してるのは

人嫌いだったわたしが、人を好きだと思えるようになったこ

 

え、なにそれ?

って思う人も多いかもしれないけど
わたしが一緒に仕事をさせていただいた人は、
本当に懐が深くて温かい、
尊敬できる人が多かった。

 

入社初期のわたしは、

コンプレックスをこじらせて自信がなくて
自信のなさを見透かされたくなくて
仕事ができない奴だと思われたくなくて

全身ガチガチに力が入った状態で、
毎日仕事をしてたんですよね。

 

特に新人のときは無駄に尖っていて、

上司の方針に真っ向から異議を唱えたり
(←思い返しても恥ずかしい)

ときには感情的になって気持ちをぶつけたり
(←本当にすみませんでした。)

結構ひどいものでした。苦笑

 

 当時の自分、ほんとしょっぱかったな。。

 

 

思い返せば感謝していることは数え切れないくらいあって。

 

たとえば、仕事の担当が変わって、新しい仕事のとり進めが上手くできず悩んでいたとき

私の強みと弱みを指摘して、どうすればもっと成長できるか一緒に考えてくれた上司。

 

「お前は話の要点を掴んで具体的な数字とアクションに落とし込んでいくのが、他の誰より的確で速い。

ここはすごく頼りにしている。

でも、物事を俯瞰して考えるのが苦手だから、常に全体感を意識して、最重要事項を考えろ。

違うと思ったら指摘するから、お前が思う通りに進めてみろ。」

 

心から応援してくれてるのが伝わってきて、
この人がいるから頑張ろうって思えた。

 

めっちゃ仕事の出来る人で、
お客さんとの関わり方、
プレゼンの構成の仕方、
会議のファシリテーション。

めちゃくちゃ勉強になったなあ。

 

下に仕事を押し付けて帰っちゃう
上司もたくさんいる中、

夜中も休日も出てきて、
一緒に仕事をしてくれたり。

 

それから

残業していると
「最近ずっと遅いけど大丈夫?」

と声をかけてくれたり

「仕事の担当変わって大変そうだけど、うまくやってる?」

と、気にかけてくれた先輩たち。

 

トラブルが連発してテンパっていたときや
仕事が立て込んで余裕がないとき
何も言わなくても出来ることを手伝ってくれて
たくさん助けてくれたアシスタントさんたち。

 

今これ書きながら思い返しても、
感謝してることだらけです。

 

 

 

この時の体験が、
今の自分にもつながっていて。 

 

わたしがこの情報発信をしている理由は、

世の中のギャップを埋めたい」とか

幸せな人を増やしたい」という思いがあるのだけど

その根底には、「人が好き」っていう気持ちがあって。

 

人を好きだと思えるようになったきっかけをくれたのが、会社だったから

 

子供の頃からずーーっと鈍くさくてバカにされてきて

人は弱みを見せると攻撃してくるものだ

と思い込んでいた自分に

仕事の厳しさや大変さ、面白さと一緒に

人の優しさや温かさを教えてくれたのが

この会社で出会った人だった。

 

最初はびっくりしたんですよ。
あれ?バカにされない?って笑。

でも、最初は上手くできなくても
一生懸命仕事をしていれば
応援してくれる人はいるんだって実感してから

ガチガチに構えていた力がスッと抜けて
自然体で仕事に集中できるようになりました。

 

人はつらい思いをすることで、
人の痛みがわかるようになるって言うけれど、
つらい経験だけでは心が折れてしまうし、
人に優しくできないと思うんです。

 

人が成長していくためには、
つらい経験も、人の優しさも、両方必要。

だから、つらくても頑張っている人に、今度はわたしが背中を押す側になりたい

 

そう思ってこの情報発信をしています。

 

ちょっと話がそれたけど、
今の自分のベースになっている大切な経験
だったから、あえて書いてみました。

 

 

どうして好きだった会社をやめたのか

 

そんなに会社が好きだったのなら、
なんでやめたの?

 

って思いますよね。

 

結論からいうと、

わたしは一緒に働く仲間は大好きだったけど、

仕事の内容が合わなくて苦痛でやめました

あと、

自分は会社で働くのに向いてなさすぎる

という事実に9年かかってようやく気づいた、

というのもあります。(遅い。。)

 

 

「この時間、ムダじゃないか?」とか
「これ急いでやる必要なくない?」とか。

意味を感じない会議と打合せにイライラして。

 

「これを売って一体誰が喜んでくれるんだろう」
と思ってしまう商品の営業のために、
残業や接待を続けるのが苦痛で。

 

大して意味のない社内説明のために、
過去の大量のファイルをひっくり返して
無理矢理筋の通る説明を
考えないといけないのが嫌で。

 

納得できない指示を聞きたくなくて。

 

これ、書いてみても
我ながらやばい奴ですね。。

 

会社員失格だな。。汗

 

もちろん仕事だからやるんだけれど、
当時は毎日が死んだようにつまらなかった。

 

人が好きだったから、
なんとかだましだまし続けてこれたけど

途中からは、

いかに効率的に仕事を片付けて早く帰るか。

 

そればかり考えてました。

 

学生時代は、

どんな仕事をするかより、誰と働くかが大事

って思ってたけど、
そうじゃなかったことに気づいた。

 

会社員って、当たり前だけど、
仕事内容も、一緒に働く
上司も同僚も選べない。

 

8割良くても、最悪な上司に当たるだけで
一気に地獄になることもありますよね。

 

わたしの同期は、会社も同僚も好きだったけど
新しく着任した上司と全然合わなくて

楽しかった仕事が苦痛で仕方なくなって
それが理由で会社をやめました。

 

あと、誇りを持てる仕事だけど、
楽しい仕事かと言われると、
それはまた別だったりとかね。

 

会社の仕事が楽しいなら、
それは素晴らしいことだし、
それを否定する気はまったくない。

 

だけど、仕事が楽しいと言っている人は
実際少なくて。

 

だって、自分に合う仕事と仲間に恵まれるかは、運の要素が強い

 

今楽しく仕事をしていても、
いつ不本意な状況に変わってしまうかなんて、
誰にもわからない。

 

 

わたしは、入社して1〜2年目の頃は、
仕事に対して本気じゃない先輩社員が
許せなかった。

 

「どうしてせっかく自分が任された
 プロジェクトを本気でやらないんだろう?
 毎日一体何しに会社に来てるの?」

 

なんて偉そうなことを思ってたけど。

気づいたら、自分が本気で頑張れない
社員になってた(苦笑)

 

当時の先輩社員の気持ちが、
今なら痛いほどわかる。

 

いや、ぶっちゃけきついよ。

興味もやりがいも持てない仕事のために、
人生仕事一色にして働けないよね。

 

自分がいなくても、
なんだかんだ仕事は回るし。

(そうじゃなかったら、組織として問題だし)

 

ずっと、

「良い仕事をするんだ」

「自分が誇れる仕事をするんだ」

って思って働いてきたけど、

本当の意味で歯車に過ぎないことに
気づくのに9年かかった。

 

だから、もう会社員は卒業しようって思った。

 

 

いずれにしても、自分の力で稼ぐという経験をしておく

 

この会社に入って仕事ができたことは、
すごく良かったなって思う。

ただ、

仕事を楽しめる環境に恵まれるかどうかは

やっぱり運に強く依存するな

っていうのが率直な意見で。

 

だから、もし当時の自分がネットビジネスという選択肢を知っていたら

 

学生のうちに、小さくてもいいから

自分で事業を作って稼ぐという経験を

やっておくべきだったなって思う。

 

組織に依存しないで、
自分自身の力で稼ぐことができる。

 

そんな自分になれていたら

もっと柔軟に、
自分にとってベストの選択ができたはず

色々悩んで試行錯誤してきたけど、
今はシンプルにそう思います。

 

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私は、大手商社を退職後、年収5億円の25歳起業家に弟子入りし、ウェブマーケティングを学びました。
 
現在は、フリーのマーケティング・コンサルタントとして活動中。
 
 
 
 
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