こんにちは、ゆいです。
「プログラミングとブログ、どちらも興味があるけど、どちらから始めるべき?」という相談を、知り合いから受けたので、どちらも経験した上での率直な感想を述べてみたいと思います。
ちなみに、プログラミングは約2ヶ月半、TECH::EXPERT の集中コースで勉強しました。
チーム開発でメルカリのコピーサイトを作成する、という課題をやったので、プログラミングから離れた現在でも、簡単なアプリは作れる、というレベルです。
目次
プログラミングとブログ、どちらをやるべきか?
これについては、正直「何を得たいか」によって答えは変わると思います。
プログラミングの技術を身につけて、自分でサービス開発をしたいのか?
稼げる力を身につけて、不労所得を構築したいのか?
私の体験談も交えながら、プログラミングとブログ、それぞれのメリット・デメリットを考察してみました。
不労所得を構築したいならブログ、自分でものづくりやサービス開発をしたいのならプログラミング
一言で言えば、「収入を得ること」が目的なのであれば、ブログが一番おすすめです。
自分でサービス開発をしたり、もの作りをするプロセスそのものが好きなのであれば、プログラミングは学んでおくと役に立つと思います。
プログラミングのメリット・デメリット
プログラミングのメリット
自分でサービス開発やものづくりができる楽しさ
プログラミングの醍醐味の一つは、自分でサービス開発やものづくりができることだと思います。自分のアイデアを形にして、世の中の人に役立ててもらう。こういうものづくりに楽しさややり甲斐を見出せる人には、とても面白いのではないかと思います。
私自身は、正直一日中パソコンに向かってコードを書く、ということが面白いと感じられませんでした。でも、プログラミングスクールでも、「自分はものづくりが好きでプログラミングを始めた」と話していた男性は、とても楽しそうにコードを書いていましたね。
プログラミングが好きな人にとっては、ゲーム感覚でスキルを磨きながら仕事ができる
「プログラミングが楽しくて仕方ない」というエンジニアの知り合いは、仕事をしているというよりも、子供の時に夢中になってゲームをやっていた時と同じような感覚で、プログラミングをしているそうです。
知り合いのエンジニアや、プログラミングスクールで一緒になった同期も、プログラミングにハマる人は一日中夢中になってコードを書いてる印象でしたね。
プログラミングスクールの同期は、「どうやったらこういう動きが作れるかなって考えながら試行錯誤してると、あっという間に1日経ってる。こんなに夢中になれたのは、自分でもびっくり。」と話していました。
「好きになれるかどうか」が、プログラミングを続けていく上では、とても大事な要素だな、と感じました。
場所を選ばずに仕事ができる
エンジニアが良いなと思うのは、パソコンとネットさえあれば、世界中のどこにいても仕事ができること。
プログラミングスクールで一緒になった女性のご主人がエンジニアで、普段も自宅で仕事をしたり、一緒に何泊か旅行に出かけてそこで仕事をしたり、自由な働き方をしているそうです。場所を選ばずに好きなところで仕事ができるのは、とても良いなと思います。
自分で商品を作ることができる
エンジニアとしての仕事だけだと、どうしても労働収入になってしまいますが、自分で商品を作って販売することができれば、自分のビジネスを作ることができます。周りでも、大学時代に作ったアプリがバズって思いがけない収入になった、という人がいます。
技術力だけあっても、販売する力がなければ収益化は難しいですが、自分で世の中の問題を解決したり、人を幸せにするようなサービスが作れたら、とても面白いですよね。
プログラミングのデメリット
労働収入になってしまう(不労所得が構築できない)
技術力があるエンジニアは重宝されますが、自分の時間を使って労働をしないと収入が得られない(不労所得にはならない)のが、結構大きなデメリットの一つだと思います。
仮にお給料が高くても、「金持ち父さん」のキャッシュフロー・クワドラントでいうところの、「労働者」であることには変わりはなく、自分の時間を切り売りして仕事をしないと、収入が得られない、という状態になります。
プログラミングそのものが楽しくて仕方がない人にとっては、楽しくて夢中になれるものが仕事になることに価値があるので、労働所得でも良いという意見もあるかもしれないですね。
ただ、常に元気で仕事ができる状態が続くとは限らないので、いずれにしても、不労所得は作っておいた方が良いと個人的には思います。
「技術力がある=稼げる」というわけではない
当たり前ですが、技術力があれば、稼げるというわけではありません。
技術力があった上で、その技術を売っていくための、マーケティングの知識は必須になります。
日本の製造業がまさに典型だと思いますが、どんなに技術力があったとしても、それが市場のニーズに合っていなかったり、商品の魅力を適切に伝えるための力がなければ、当然ながら売れません。
時々、「エンジニアになって技術力磨けば稼げるんじゃない?」って言われることがあるのですが、技術力さえあれば稼げる、という考え方だとちょっと危険だと思います。
プログラミングで高収入を得られるようになるには、一定の時間と努力が必要
プログラミングスクールに興味のある友人からの相談で多いのが、「プログラミングスクールに行けば、自分でフリーランスとして稼いでいけるだけの力がつくのかどうか?」というもの。
プログラミングスクールのOBや同期と話をしている感じだと、フリーランスになるよりも未経験からエンジニアとして転職するパターンの方が多いです。人にもよるけれど、大体年収の相場は400万円くらいかな、という印象。
プログラミングスクールを卒業した段階での技術レベルは、大体エンジニア1〜2年目程度。技術を磨きたいの出あれば、転職して企業に入って、技術が磨ける環境で実践しながら学んでいくのが一番良いと思います。
フリーランスとしてエンジニアのキャリアを始める人もいますが、未経験でいきなりフリーというのは難しく、仕事を受ける先の企業に一定期間常駐して、仕事をするというスタイルがほとんどのようです。
で、何が言いたいかというと、未経験からプログラミング・スクールで学んだ程度では、いきなりフリーランスをして年収1000万レベルを稼ぐのはかなり厳しい、ということ。
エンジニアとしてキャリアを積んでいくことが目的なら良いと思いますが、稼ぐことを目的にエンジニア転職を目指すのは、注意した方が良いと思います。
・自分でサービス開発やもの作りができる楽しさ
・プログラミングが好きな人にとっては、ゲームしている感覚で仕事ができる
・場所を選ばずに仕事ができる
・自分の商品が作れる
<デメリット>
・労働収入になってしまう(不労所得が構築できない)
・技術力があれば、稼げるわけではない
・プログラミングで高収入を得られるようになるためには、一定の時間と努力が必要。
ブログのメリット・デメリット
ブログのメリット
ブログは、「労働者」から「資本家」に簡単に移動できる革命的なツールだと思います。
ブログの主なメリットを挙げていきますね。
不労所得が構築できる
ブログの大きなメリットは、不労所得が作れること。
まずはアドセンスの広告を貼ってみるのが一番手軽ですが、自分が働かなくても、自動的に収益を生み出してくれる資産をネット上に構築することができます。
たとえ月に10万円だとしても、1年間だったら120万円。120万円の不労所得が追加であれば、結構色んなことが出来ると思うんですよね。
私が収益を生み出す資産を持っておくべきだと思うのは、お金があることで、自分が経験できることの幅が広がるから。
行ってみたかったところに旅行に行けたり、勉強してみたかったことに投資をして、新しい知識やスキルを得ることができる。少し良いお店に行って、家族と楽しい時間を過ごすために使ったり。
それに、何かやりたいことを見つけた時に、金銭的なリスクを気にせず、一歩を踏み出すことができる。お金に行動を制限されなくなると、人生の自由度と豊かさが一気に上がります。
ブログも、ちゃんと勉強すれば、月10万程度ではなく、それ以上、100万とか1000万というレベルで収益を生み出している人もたくさんいます。私自身、今この状態を目指して仕組みを構築しています。
アウトプット能力が上がる、頭が良くなる
これも、ブログを書いている人にはわかりやすいと思うのですが、アウトプットをし続けていると、自分の成長スピードが圧倒的に速くなります。それは、アウトプットすることで思考が整理されて、知識がより定着するし、頭の回転が上がるからです。
私の知り合いの大学生で、ほぼ毎日ブログを書き続けていたら、2000字の大学の課題レポートが超楽勝になっていて、自分でもびっくりした、と言っている人がいました。
自己成長のために、ブログはとても有益なツールだと思います。
コツコツ積み上げて資産にできる、インターネットのレバレッジが効く
ブログの良いところは、自分の知識や経験を言語化して、インターネット上に置いておくと、資産になることです。
無料ブログだと企業側の都合で削除されたりするので、個人的にはあまりおすすめしませんが、作っておけば、ずっと残りつづけて資産になります。
株やFXのような下振れリスクがないので、コツコツ続けていくと、確実に資産が積み上がるのが良いところだと思います。
それから、インターネットはレバレッジが利くので、世界中の人を相手にビジネスをすることができます。
例えば、渋谷で飲食店をやっている場合、お客さんにお店まで来てもらわないとビジネスになりませんが、インターネットであれば世界中の人に情報を届けることが出来るので、お客さんの範囲が圧倒的に広がるのも大きなメリットです。
利益の大きさは、ある程度価値提供できる人の人数に比例します。なので、個人のブログであっても、リーチできる人数がとても多いことが強みです。
インターネットでモノを売るためのスキルが身につく
趣味としてブログを書いても、もちろん一定の収益になりますが、ある程度以上の収入にしようと思ったら、インターネットでモノを売っていくためのマーケティングや、売れるための仕組み作りの知識も必要になってきます。
これらの知識は、実際にブログで広告収入を得たり、アフィリエイトなどで商品を売ってみることで飛躍的に伸びるので、ブログは、インターネットでモノを売るスキルを身につけるのに、最適だと思います。
コストがかからない
ブログは、世界中の人を相手に自分のビジネスを始められるのに、かかるコストは月1000円ちょっとのサーバー代くらいのもの。普通のビジネスの世界では、ちょっとあり得ないくらい、「ノーリスク・ハイリターン」の代物だと思います。
これから起業したいという人は、まずはブログを作ってインターネットのビジネスを始めてみて、ビジネスの経験を積んだり、資金を貯めてから始めるのがおすすめです。
私も会社を辞めたあと、実業の方で起業しようと思ったのですが、インターネットのビジネスをしている実業家に出会って、思いとどまりました。ビジネス初心者が、いきなり多額の初期費用を必要とするビジネスを始めるのは、個人的に本当におすすめしません。
関連記事: わたしの起業初期の失敗談。こんな考え方でやると危険。
ブログのデメリット
ブログのデメリットってあまりないのですが、傾向として、続けられない人が多い、というところでしょうか。ある程度、結果が出るまでコツコツと積み上げていく必要があるので、継続できずに途中で挫折してしまう人が多いです。
そういう意味では、少しずつでも継続ができれば、結果を出すのはそれほど難しくなく、コツコツ続けられる人にとっては、むしろチャンスが大きい分野だと思います。
・不労所得を構築できる
・アウトプット能力が上がる、頭が良くなる
・コツコツ積み上げて資産にできる、インターネットのレバレッジがきく
・インターネットでモノを売るためのスキルが身につく
・コストがかからない
<デメリット>
・継続できず、挫折する人が多い
とにかくやってみて、自分に合うものを見つけよう
ここまで、プログラミングとブログ、それぞれのメリットとデメリットをご紹介してきました。
個人的には、収益を生み出す資産を作ることが目的ならブログ、プログラミングが好きで自分でものづくりがしたいのであればプログラミングをやるのが良いのかな、と思います。
いずれにしても、インターネットでモノを売るためのスキルは必須だし、エンジニアを目指すにしても何かあった時のために不労所得を作っておくことは、自分自身や家族の人生を守ることにもつながるので、ブログは全員やった方がいいと思います。
ちなみに、プログラミングの素養があるかどうかって、意外と簡単に分かると個人的には思っています。プロゲートやドットインストールなどでまずコードを書いてみて、面白いと思うかどうか。そのあたりについては、こちらの記事でもご紹介しているので、見てみてください。
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ということで、プログラミングとブログの両方を経験してみて思うことを書いてみました。プログラミングとブログ、どちらをやるべきか迷っている人のご参考になれば嬉しいです。
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