異色のヒーロー「アンパンマン」の物語から本当の正義について学んだ

 

こんにちは、ゆいです。

今日は、私が大学時代からひそかな心の師匠にしている「アンパンマン」について書いてみようと思います。

子ども時代に「アンパンマン」のアニメを見て育った人は多いのではないでしょうか。私もその一人です。幼い頃から、テレビの前にかじりついて、おなかをすかせた人に「はい、どうぞ。」と自分の顔を差し出すアンパンマンの姿を見てきました。

「異色のヒーロー」と言われたアンパンマンと、その作者のやなせたかしさん。アンパンマンに込められた深いメッセージに気がついたのは、大学生3年生の冬、就活の真っ只中でした。就活生向けの自己分析本に必死に取り組みながら、「この先何をしていきたいのか」、自問自答を繰り返していた時のこと。友人が言った一言が、きっかけでした。

「この前、就活生向けのセミナーに行ったんだけど。なぜか最後にミスチルの「終わりなき旅」と「アンパンマンのマーチ」が流れてさ。やばかったね。しかも、アンパンマンのマーチが超深くて。なんか人生考えさせられたわ。」

それまで思い返すこともなかった「アンパンマン」。メロディーは覚えているものの歌詞はおぼろげでよく思い出せない。家に帰って検索してみた。

なんのために うまれて
なにをしてよろこぶ
わからないまま 終わる
そんなのは いやだ

 

やなせさん自身が作詞した「アンパンマンのマーチ」には、とても子ども向けとは思えない、深く、哲学的なメッセージが散りばめられていました。

一瞬心臓が止まるような衝撃を受けて息を飲み、アンパンマンとやなせたかしさんについて検索してみたのです。そして、実は「アンパンマン」は、もともと大人向けの漫画だったことを知りました。

おなかをすかせた子どもに、自分の顔の一部を配ってまわる、小太りの男がアンパンマンの原型。
主人公も、当時のやなせさんを投影した、売れない青年漫画家でした。おなかがすいて倒れそうになっている主人公に、自分の顔を食べさせたアンパンマンは、弱ってよたよたと飛び去ります。

「顔が欠けたヒーローなんて、グロテスクで気持ち悪い」
「こんなみっともない主人公じゃ、全く世の中に受けませんよ」

当初のアンパンマンは、出版社からも世の大人たちからも見向きもされませんでした。同世代の手塚治虫が活躍する中、やなせさんは漫画家としてのヒット作に恵まれず、不遇な時代を過ごしました。

でも、この不恰好なヒーローには、やなせさんの深いメッセージが込めらていました。

本当のヒーローって、正義ってなんなのか。
生きるってなんなのか。

 

飢えた子どもにパンを配ってまわる「アンパンマン」の原点は、やなせさんの戦争体験がベースになっています。やなせさんは、24歳の時に中国に出征し、飢えに苦しみながらも、正義のために戦いました。でも、敗戦と同時に、これまで「正義」だと信じていた戦争が、「悪」に変わった。さらに、やなせさんの弟は、特攻隊に志願して戦死しました。

なぜ自分は生き残ったのか。
何のために生きるのか。

“正義のための闘いなんて どこにもないのだ
正義は ある日 突然反転する
逆転しない正義は 献身と愛だ
目の前で餓死しそうな人がいるとすれば
その人に 一片のパンをあたえること”

やなせ たかしさん 「アンパンマンの遺言」より

 

人によって正義は違う。戦争という大義名分のもとでは、人殺しさえも正義になる。
自分が正義だと信じたものが、一瞬で変わってしまうことだってあるんだ。

じゃあ、本当の正義ってなんだろう?

一般的なヒーローは、悪者をやっつけた後、颯爽と飛び去っていきます。壊れた街も、そこに残された人たちもそのまま。おなかがすいて困っている人や、一人ぼっちで寂しい思いをしているところに、そういうヒーローは現れない。

本当のヒーローとは、正義とは、
たとえ自分の身を犠牲にしてでも、目の前の人の痛みを理解し、手を差し伸べることではないか。

やなせさんの考える「本当の正義」が、「アンパンマン」として具現化されました。

大人たちからは気味悪がられ、見向きもされなかった「アンパンマン」。しかしある日、出版社から、「アンパンマン」を子ども向けの絵本にする企画が持ち込まれます。そして絵本の出版から15年後、やなせさん69歳の時に「アンパンマン」はアニメ化され、大ヒットとなりました。

 

本当の意味で誰かを救えるのは、都合の良いときだけ、格好良く現れて敵を倒していくヒーローではなく、誰にも気づかれずに困っている目の前の人に、手を差し伸べられるひと。
自分は、自分を犠牲にしてでも、目の前の人に手を差し伸べられるだろうか。
人生で与えられた時間を、何をして生きていきたいのか。

エントリーシートと、自己分析の本が積まれた机の前で、アンパンマンの物語を読み終わって、そんなことを考えた。当時、自分なりに考えた道を選んで、走ってみて、軌道修正をして、少しずつだけど「アンパンマン」から投げかけられた問いの答えに、近づいていると感じている。

 

いま、久しぶりに「アンパンマン」の物語を振り返って思うのは、『私たちは、アンパンマン以上の力がある』ということ。

アンパンマンは、困っている人を助けるために提供できるものが、自分の顔しかない。
でも、私たちはどうだろうか。

知識を身につけて、新しいことを学べば、出来ることが増えていく。
出来ることが増えるということは、自分に助けられる人が増えるということ。
人に提供できる価値が増えれば、自分でお金ももっと稼げるようになる。
自分でお金を稼げるようになれば、家族や大切な人の人生も守ってあげられる。

私たち一人一人も、誰かにとってのアンパンマンになれる。しかも、誰かを助けるために必要なリソースは、アンパンマンと違っていくらでも増やしていけるのだ。

大切な人を守りたかったら、知識を身につけましょう。学びましょう

「アンパンマン」を通して見える風景は、大学時代とはだいぶ変わったけれど、いくつになってもいまの自分に響くメッセージをくれる「アンパンマン」の物語は偉大だと心から思います。しかも、あんぱんを食べる度に、ふと思い出してしまうんだから、「アンパンマン」とはよく出来たものだわ(笑)

最後に、「アンパンマンのマーチ」の全文を貼って終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

そうだ!うれしいんだ生きるよろこび

たとえ胸の傷が痛んでも

何のために生まれて 何をして生きるのか

答えられないなんて そんなのはいやだ!

今を生きることで 熱いこころ燃える

だから君は行くんだほほえんで。

そうだ!うれしいんだ生きるよろこび

たとえ胸の傷が痛んでも。

嗚呼アンパンマン優しい君は

行け!みんなの夢まもるため

何が君のしあわせ 何をしてよろこぶ

わからないまま終わる そんなのはいやだ!

わすれないで夢を こぼさないで涙

だから君は飛ぶんだどこまでも

そうだ!恐れないでみんなのために

愛と勇気だけが友達さ

嗚呼アンパンマン優しい君は

行け!みんなの夢まもるため

時は早く過ぎる 光る星は消える

だから君は行くんだほほえんで

そうだ!うれしいんだ生きるよろこび

たとえどんな敵が相手でも

嗚呼アンパンマン優しい君は

行け!みんなの夢まもるため

 

 

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私は、大手商社を退職後、年収5億円の25歳起業家に弟子入りし、ウェブマーケティングを学びました。
 
現在は、フリーのマーケティング・コンサルタントとして活動中。
 
 
 
 
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